子育てコラム

「秋冬の乾燥対策!」
赤ちゃんの肌を守るスキンケアのコツ

赤ちゃんの肌は、大人の肌に比べて薄くデリケート。そのため、季節や環境の影響を受けやすく、特に秋冬は乾燥や肌トラブルが増える時期です。

赤ちゃんのお世話をしていて「このスキンケアで本当に十分?」「どんな保湿剤を選べばいいの?」と、悩みや不安を感じることが多いのではないでしょうか。

このコラムでは、赤ちゃんの肌を守るためのスキンケア方法や、日々のケアのポイントをわかりやすく解説します。大切な赤ちゃんの肌を健やかに保つために、ぜひ参考にしてくださいね。

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月齢別の肌トラブルとケア方法

赤ちゃんの肌は月齢によってどんどん変化します。そのため、肌の状態に合わせたケアが必要です。特に乳児期には肌トラブルが多い時期です。月齢ごとの肌の特徴をお伝えします。

生まれてすぐの乳児脂漏性湿疹

生後数週間の赤ちゃんには、「乳児脂漏性湿疹」と呼ばれる肌トラブルがよく見られます。これは、胎内でママから受け取ったホルモンの影響で皮脂がたくさん出ることが原因。頭皮や眉間に黄色っぽいかさぶたや赤みができるのが特徴です。この湿疹は、ほとんどの場合自然に治りますが、ベビー用の優しいシャンプーで洗ったり、清潔に保つことが大切です。

生後3ヶ月頃からの乾燥肌

生後3ヶ月頃になると、赤ちゃんの皮脂や水分量が急激に減り、肌が乾燥しやすくなります。これにより、カサつきやかゆみが気になることも。この時期からは、赤ちゃん専用の低刺激な保湿クリームやローションで毎日スキンケアをしてあげましょう。お風呂上がりに全身に塗るのがおすすめです。

秋冬に注意すべき乾燥対策

特に秋冬は湿度が低下し、赤ちゃんの肌が一番乾燥しやすい季節です。この季節は特に入浴後の保湿が重要です。保湿剤をすぐに塗って肌のうるおいを閉じ込めましょう。また、部屋の乾燥対策に加湿器を使ったり、柔らかい素材の服を選んで摩擦を減らすこともポイントです。

赤ちゃんの肌はとてもデリケート。だからこそ、月齢や季節に合ったケアで守ってあげてくださいね。少しの工夫で、赤ちゃんの肌はもっと健やかになりますよ!

赤ちゃんの肌を守るために、毎日の保湿ケアがいかに重要か知っていますか?実は、保湿は単に肌をしっとりさせるだけでなく、アトピー性皮膚炎の予防にもつながることが分かっています。

毎日の保湿がアトピー予防につながる

乾燥とアトピーの関係

アトピー性皮膚炎の大きな原因のひとつは、肌の乾燥とバリア機能の低下です。肌が乾燥すると、外部の刺激に対して弱くなり、アレルギー物質や細菌が入り込みやすくなります。その結果、肌が炎症を起こし、かゆみが強くなる悪循環が生まれてしまいます。

毎日保湿することでリスクを軽減

国立成育医療研究センターの研究によると、新生児期から毎日保湿を行うことで、アトピー性皮膚炎の発症リスクが3割以上低下することが確認されました(研究結果はこちら)。

これは、保湿が肌のバリアを強化し、刺激やアレルギー物質の侵入を防いでくれると言われています。

保湿は赤ちゃんの肌を守るのに非常に大切

保湿ケアは肌をしっとりさせるだけでなく、赤ちゃんの将来の肌トラブルを予防するためにも欠かせない習慣です。では、どんなタイミングで行うのが効果的なのでしょうか?次の章で、保湿のタイミングとコツを詳しくご紹介します。

毎日の保湿タイミングとコツ

お風呂上がり

お風呂上がりは保湿ケアに最適なタイミングです。温まった肌は、毛穴が開いているため、保湿成分が浸透しやすい状態です。タオルで優しく水分を拭き取ったら、なるべく早く保湿剤を全身に塗りましょう。

朝、顔を清潔にしたあと

朝も保湿を忘れずに。顔をぬるま湯で優しく拭いて清潔にした後、赤ちゃん用の低刺激な保湿クリームやローションを薄く塗りましょう。夜に汗や皮脂が溜まっていることがあるので、清潔にしてから保湿するのがポイントです。

乾燥がひどいとき

乾燥が気になる季節やエアコンの効いた部屋では、肌がカサつきやすくなります。

赤ちゃんの肌が乾燥していると感じたら、その都度保湿剤を塗ってあげましょう。ローションを使った後にワセリンやオイルを重ね塗りすると、保湿効果がさらにアップします。着替えのタイミングで肌をチェックする習慣をつけるといいですね。

毎日のケアで赤ちゃんの肌を守り、快適な肌環境を整えてあげましょう。

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赤ちゃんの保湿剤の適量と塗り方

赤ちゃんの肌を健やかに保つには、保湿剤を適切な量で正しく使うことが大切です。少なすぎると効果が不十分になり、多すぎるとべたつきが気になることも。ここでは、全身ケアの適量と塗り方のポイントをご紹介します。

保湿剤の適量

1回の全身ケアで使う保湿剤の目安は、500円玉サイズの量を7枚分です。顔や首、両腕、背中、お尻、両足をそれぞれの部位ごとに分けて塗ると、効果的に保湿できます。

塗り方のコツ

  • ティッシュが貼り付く程度を目安に
    保湿剤を塗った後、軽く触れたティッシュが肌に貼りつくくらいが理想です。これくらいしっかり塗ることで、肌をしっかり保護できます。
  • 塗った場所がテカテカ光るくらい
    塗った場所が少し光る程度まで伸ばしましょう。足りない場合は重ね塗りを。
  • 優しく塗り広げる
    赤ちゃんの肌は薄くデリケートなので、力を入れずに優しく手のひら全体でなじませましょう。

赤ちゃんに優しいアイテム:ベビークリームやローションの選び方

赤ちゃんの肌はとてもデリケートなので、保湿アイテムの選び方も気になりますよね。

ここでは、ベビークリームやローションの選び方と注意すべきポイントをご紹介します。

ベビークリームやローションの選び方

  • 低刺激で無香料のものを選ぶ
    香料やアルコールが含まれているものは、赤ちゃんの肌に刺激を与える可能性があります。「無香料」「無添加」と表記されたものを選ぶと安心です。
  • 保湿成分をチェック
    赤ちゃんの乾燥肌を守るために、セラミドやヒアルロン酸、シアバターなどの保湿成分が含まれている製品がおすすめです。これらの成分は肌のバリア機能をサポートしてくれます。
  • アレルギーテスト済みの製品を選ぶ
    「アレルギーテスト済み」や「皮膚科医監修」といった表示があるアイテムは信頼性が高いです。ただし、すべての赤ちゃんに合うとは限らないので、最初は少量を試して肌に合うか確認しましょう。

おすすめアイテム

  • ベビー用ローション
    水分を補うタイプで、使用感が軽く使いやすいです。お風呂上がりに全身に塗ると効果的です。
  • ベビークリーム
    クリームはローションよりも保湿力が高く、乾燥がひどい部分や冬場に適しています。こっくりしたテクスチャーで長時間保湿をキープします。
  • オーガニック製品
    自然由来の成分を使ったオーガニック製品は、敏感肌の赤ちゃんにもおすすめです。ただし、天然成分でもアレルギー反応を引き起こす可能性があるため、必ずパッチテストを行いましょう。

赤ちゃんの肌トラブルに悩んだら

秋冬は赤ちゃんの肌が乾燥しやすく、スキンケアに悩むママも多い季節です。 「赤ちゃんの肌がガサガサして痛そう…」「どの保湿剤が良いのかわからない」「ケアをしているけどこれで十分?」と、不安になることもあるでしょう。

忙しい毎日の中で、情報を探す時間がとれないとさらに困ってしまうこともありますよね。 

そんなときに頼りになるのが、オンラインカウンセリングサービスです。 

専門家が個別にアドバイスをしてくれます。わからないことを気軽に聞けるので、忙しいママにぴったりです。

NOALONには国家資格を保有した専門家が多数在籍していて、

心理分野・看護分野・福祉分野・保育分野など様々な悩み相談に対応しています。

家にいながら相談できるので、外出が難しい時期や忙しい日々でも安心ですし 「少し話を聞いてもらいたい」そんな気持ちでも大丈夫です。

まずは気軽にオンラインカウンセリングを活用してみてください。 赤ちゃんの健やかな肌と、ママの笑顔を守るための頼もしい味方になってくれるはずです。

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