「検索魔をやめたい」
初めての育児を頑張るママへ

愛しい赤ちゃんを健やかに育てたいという気持ちから、完璧な子育てを目指してしまうママはたくさんいます。

そして、「完璧な子育て」をするために、私たちはどれだけの時間をインターネット検索に費やしているでしょうか。

育児書や育児サイト、SNS…情報過多の時代だからこそ、さらに多くの情報を求めてしまいますよね。

でも、検索した結果、本当に求めている答えは得られているでしょうか？それが心に安らぎをもたらしているでしょうか？

「検索魔をやめたい」と思っているママに、少しでもこのコラムが役立てば嬉しいです。

なぜネットで情報を探し続けてしまうの？

「もう検索はやめよう」と思っていても、ついついスマホを開いてしまう、インターネットで情報を探し続けてしまうママは少なくありません。

なぜ、検索をやめられないのでしょうか。それは「不安を解消したい」 と 「納得できる答えが欲しい」 という心理があると考えられます。

1.「不安を解消したい」

初めての育児では、何が正解か分からず、経験もないので不安がつきものです。

「赤ちゃんが夜に何度も起きるのは普通？」「頻繁に泣くのはお腹が空いているから？」など、小さな疑問が次々と湧き上がり、時には「病気なのでは？」「うちの子だけが違うのでは？」と心配が大きくなることもあります。

相談相手が見つからず孤独を感じることも少なくありません。

そんなとき、インターネットで似た事例や同じ悩みを抱えるママたちの声を知ることで、安心感を得ようとするのは自然なことです。

不安を抱えているのは決して自分だけではないと知ることで、少し気持ちが軽くなりますよね。

2.「納得できる答えが欲しい」

育児サイトや個人ブログなど、インターネット上には育児に関する情報が溢れています。

気づいたら数十分経っていたということも多いのではないでしょうか。

対策や方法を知りたいだけなら、少し調べれば十分な情報を得られるはず。

それでも検索が止まらなくなるのは、『自分が納得できる答え』を探していることが多いからです。

例えば、夜泣きで悩んでいるとき、単に『夜泣き対策』と調べるだけでは満足できず、「3ヶ月 赤ちゃん 夜泣き 原因」や「夜泣き 乗り越えた 体験談」など、より具体的で共感できる内容を求めてしまうことがあります。

これは、赤ちゃんや自分の状況にぴったり合う、共感できる情報や、自分の育児スタイルに合った考え方を見つけたいという心理から来ています。

検索をしても得られないもの

どれだけ検索しても、心からの安心感を得ることは難しい場合が多いです。

先輩ママさん、パパさんの意見はさまざまで「どれが正しいのか分からない」「結局どれを選べばいいのか迷ってしまう…」といった状況に陥ることも少なくありません。

さらに、赤ちゃんの発育には個人差があるため、すべての情報が当てはまるわけではないこともあります。

もし、答えや安心感を求めて多くの時間や体力を費やしているなら、その時間をママ自身のケアにあててみませんか。

産後はホルモンバランスの乱れや睡眠不足で、ただでさえストレスを感じやすい時期です。

『赤ちゃんのために』という思いは大切ですが、情報収集に夢中になりすぎて寝不足や不安、プレッシャーにつながってしまうのは本末転倒です。

検索に使う時間を減らし、ゆっくりとリラックスして過ごせる時間を優先してください。

その方が、赤ちゃんと向き合うときもより穏やかな気持ちでいられるはずです。

産後のママはみんな、悩みを抱えています

「産後のママたちは、多くの悩みを抱えるものです。気になることがあると、手当たり次第に検索して、対処法や似たような悩みを持つママたちの体験談を探すこともあるでしょう。

しかし、いくら情報を集めても、それだけで心が軽くなるわけではありませんよね。

「不安で仕方がない」「誰かに話を聞いてほしい」「もう検索魔にはなりたくない…」と思うことは、決してあなた一人の悩みではありません。

産後の不安や悩みは、誰もが抱える自然なものです。

それでも、一人で悩んで時間を過ごすのはもったいないと思いませんか？

小児科医や保健師さん、地域の子育て支援センターなど、インターネット以外にも頼れる場所はたくさんあります。

また、もっと気軽に匿名で相談したいときには、NOALONのオンライン相談サービスがおすすめです。

NOALONには国家資格を持つ専門家が多数在籍し、心理、看護、福祉、保育といった幅広い分野でママの悩みに寄り添います。

インターネットの検索に頼らず、専門家のアドバイスを受けて、不安を解消しながら安心して子育てに向き合いませんか？