メンタルリープとは?赤ちゃんが急にぐずる時期一覧と乗り越え方
昨日までごきげんだったのに、今日は朝から泣きっぱなし。抱っこしても、おっぱいをあげても、機嫌が直らない。「どこか具合が悪いのかな」「私のやり方が悪いのかな」——理由が分からないぐずりに、心当たりはありませんか。
原因が見えないと、対応するこちらも消耗します。何をしても泣き止まないと、自分が責められているような気持ちにさえなりますよね。
そんな急なぐずりには、「メンタルリープ」と呼ばれる考え方があります。赤ちゃんが成長する前ぶれとして、一時的に不安定になる時期がある、というものです。この記事では、メンタルリープとは何か、ぐずりやすい時期の目安、そして乗り越え方をお伝えします。「そういうことか」と思えるだけで、少し楽になるかもしれません。
こんな方にオススメ
・赤ちゃんが急にぐずるようになり、理由が分からず困っている方
・「メンタルリープ」という言葉を聞いて、くわしく知りたい方
この記事を読むと···
・メンタルリープとは何か、ぐずりやすい時期の目安が分かる
・ぐずり期の乗り越え方と、理論との上手なつき合い方が分かる
>妊活・妊娠・育児に関する悩みを相談できるカウンセラーはこちらメンタルリープとは?「成長の前ぶれ」という考え方

まずは、メンタルリープがどんなものかを見ていきましょう。言葉の意味を知ると、ぐずりの見え方が少し変わります。
- メンタルリープは、育児書から広まった考え方
- ぐずりの裏で、脳が育っていると言われる
メンタルリープは、育児書から広まった考え方
メンタルリープとは、赤ちゃんが成長する過程で訪れる「ぐずり期」を指す言葉です。オランダの研究者が提唱し、「The Wonder Weeks(ワンダーウィーク)」という育児書を通じて広まりました。
この考え方では、赤ちゃんは成長の節目で、一時的に情緒が不安定になるとされています。新しい能力を身につける直前に、急にぐずったり、泣きやすくなったりする、というものです。
ここで大切なのは、メンタルリープは医学的に確立された診断名ではなく、ひとつの「捉え方」だということです。すべての赤ちゃんが本のとおりになるわけではありません。「そういう見方もある」と、気持ちを軽くするためのヒントとして受け取るのがおすすめです。
ぐずりの裏で、脳が育っていると言われる
メンタルリープの考え方では、ぐずっている時期こそ、赤ちゃんの中で大きな変化が起きているとされています。
たとえば、音や光の違いが分かるようになったり、周りの動きのパターンが見えてきたり。新しい世界が広がっていく途中で、赤ちゃん自身もその変化にとまどい、不安になる。それが、ぐずりや夜泣きとして表れる、という説明です。
そう考えると、手を焼くぐずりも、「今、成長している最中なんだ」と少し受け止めやすくなります。原因不明に思えた涙に、意味を見いだせるかもしれません。
ぐずりやすい時期の目安(メンタルリープの一覧)
「うちの子は今、その時期かな?」と気になりますよね。メンタルリープには、おおよその時期があるとされています。ただし、あくまで目安として見てください。
- リープが訪れるとされる時期
- 「時期」はあくまで目安。ズレて当然
リープが訪れるとされる時期
「The Wonder Weeks」では、出産予定日を基準に、生後20か月ごろまでの間に、複数回のぐずり期が訪れるとされています。回数は10回ほどと言われています。
とくに、生後間もない時期から1歳前後にかけては、ぐずり期が重なりやすいとされています。おおまかには、生後1か月半ごろ、3か月ごろ、半年ごろ…というように、成長の節目にあたるタイミングで訪れると説明されています。
くわしい時期を知りたい場合は、専用のアプリや書籍で確認できます。ただし、後で述べるように、時期にこだわりすぎないことも大切です。
「時期」はあくまで目安。ズレて当然
メンタルリープの時期は、出産予定日をもとに計算されます。でも、赤ちゃんの発達には大きな個人差があります。本やアプリの示す時期と、実際の様子がズレることは、めずらしくありません。
「今週はリープの時期のはずなのに、うちの子はごきげん」「時期じゃないのにぐずる」——どちらもよくあることです。時期はあくまで目安。カレンダー通りに動くものではないと知っておくと、振り回されずにすみます。
大切なのは、日付を正確に当てることではなく、「ぐずりには波がある」と知っておくことです。
ぐずり期の乗り越え方
ぐずりの理由が分かっても、対応の大変さは変わりません。この時期を少しでも楽にする、向き合い方のコツを見ていきましょう。
- 安心を届けることを、いちばんに
- 「理論」に振り回されすぎない
安心を届けることを、いちばんに
ぐずり期の赤ちゃんは、変化のなかで不安を感じていると言われています。だからこそ、この時期にできるいちばんのことは、安心を届けることです。
抱っこやスキンシップを増やす、いつものリズムを大きく変えない、そばにいて声をかける。特別なことをしなくても、「ここにいるよ」と伝わることが、赤ちゃんの支えになります。
泣き止ませようと気負わなくて大丈夫です。すぐに泣き止まなくても、寄りそう気持ちは伝わっています。うまく対応できたかどうかで、自分を採点しないでくださいね。
「理論」に振り回されすぎない
メンタルリープの考え方は、ぐずりを受け止めるヒントになります。一方で、頼りすぎると、かえって苦しくなることもあります。
「リープの時期だから頑張らなきゃ」「本のとおりにならないのは、うちの子がおかしいの?」——そんなふうに自分を追い込んでしまっては、本末転倒です。理論は、あくまで気持ちを楽にするための道具。役に立つところだけ、ゆるく取り入れるのがちょうどいい距離感です。
目の前の赤ちゃんの様子こそが、いちばんの情報です。本やアプリより、あなたの実感を大切にしてください。
NOALONでは、臨床心理士などのカウンセラーに オンライン で悩みを相談することができます。
ぐずりに疲れたママの心も、守って
赤ちゃんのぐずりが続くと、対応するママの心と体は確実にすり減ります。赤ちゃんのケアと同じくらい、自分のケアも大切にしてください。
- 泣き声で消耗するのは、当たり前のこと
- 一人で抱えこまず、頼れる先を持つ
泣き声で消耗するのは、当たり前のこと
赤ちゃんの泣き声を聞き続けると、心がざわつき、疲れていきます。これは、あなたの我慢が足りないからではありません。人は、泣き声に反応するようにできています。
だからこそ、少しでも自分を休ませる工夫が必要です。パートナーや家族と交代する、赤ちゃんの安全を確保したうえで数分その場を離れる、昼間に一緒に横になる。ほんの短い休息でも、気持ちの余裕は変わってきます。
自分を追い込む前に、休むことを選んでください。ママが少し楽になることは、赤ちゃんにとっても良いことです。
一人で抱えこまず、頼れる先を持つ
ぐずりが続く時期は、孤独を感じやすいものです。とくにワンオペで一日中赤ちゃんと向き合っていると、「私だけがこの大変さの中にいる」と感じることもあります。
そんなときは、気持ちを言葉にして、誰かに聞いてもらってください。NOALON -ノアロン-は、産前産後や育児の悩みに特化した、国家資格を持つカウンセラーによるオンラインカウンセリングです。LINEから24時間365日予約でき、顔出し不要・会員登録不要。ぐずりで疲れた気持ちを、そのまま話してみてください。
なお、ぐずりや泣き方がいつもと明らかに違う、機嫌以外にも気になる様子があるときは、かかりつけの小児科に相談すると安心です。
まとめ|ぐずりは、成長の途中にある波
赤ちゃんが急にぐずるのは、対応するママにとって本当に大変なことです。でも、それは成長の前ぶれかもしれない——そう捉え直すだけで、少し気持ちが軽くなります。
- メンタルリープは、成長の節目に訪れるとされる「ぐずり期」の考え方
- 医学的な診断名ではなく、ひとつの捉え方。振り回されすぎない
- 時期は目安で、個人差が大きい。カレンダー通りにはならない
- できることは、安心を届けること。泣き止ませようと気負わなくていい
- ママの休息も大切。いつもと違う様子は小児科へ
そして、ぐずりで疲れた気持ちを一人で抱えこまないことも、同じくらい大切です。NOALON(ノアロン)なら、国家資格を持つカウンセラーが、あなたのペースで話を聞いてくれます。LINEから24時間365日、顔出し不要・会員登録不要で予約可能。料金は40分4,950円(税込)です。
ぐずりの波は、いつか穏やかになっていきます。その途中で疲れたときは、誰かを頼ってくださいね。
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