「スマホで検索魔になっていませんか?」
情報に振り回されない子育て術
赤ちゃんの子育てって、わからないことだらけのオンパレードです。
- ミルクの量は足りているかな
- ゲップが出ないけど大丈夫?
- ちゃんと体重増えてるかな?
- ずっと寝てるけど大丈夫かな?
- 今日はずっとぐずぐずしていて心配
- 洋服は何枚着せたらいいの?
- 何ヶ月で何ができればいいの?
などなど…ちょっとしたことでも心配で一喜一憂し
授乳中や寝かしつけ中、眠い目をこすりながらスマホにかじり付いて検索。
長男が0歳だったときの私です。
赤ちゃんの成長に合わせて心配事の種類も深さも変わるから、いつまで経っても終わりがありませんでした。
今まさに同じように悩んでいるママの参考になれば嬉しいです。
>育児に疲れた悩みを相談できるカウンセラーはこちらスマホを見すぎて困ったこと
・知識は増えるが正解がわからない
インターネットですぐに検索することができる現代。
良くも悪くも、簡単に様々な情報にアクセスできてしまいます。
いつでもどこでも手軽に情報が得られるし、プライベートな悩みだったり相談しにくいこともあるので私もよく利用していました。
ただし、情報量がとにかく多いんです。
専門家が書いたものから先輩ママの体験談までたくさんの記事が出てきます。
少しでも知識を得て安心しようと読めば読むほど、全部当てはまる気がしてしまって。「結局何が正解なの?」と成果はゼロ。不安が大きくなるばかりでした。
・余計な情報まで入ってしまう
記事やSNSを見ていると、おすすめが出てきます。
「当てはまったら注意」
「〇ヶ月でこんなことができた!」
「〇〇が与える深刻な影響」
など、目的以外の記事も目に入りますよね。
気がついたら1時間経っていた…なんてことも。
何かあれば我が子と当てはめて『もしかしてこの子も?』と、新たな心配事がどんどん増えていきました。
NOALONでは、臨床心理士などのカウンセラーに オンライン で悩みを相談することができます。
情報に振り回されないための対処法
対処法1.情報を疑う癖をつける
まず知っておいて欲しいのは、インターネットやSNSには不安や心配事を取り上げた記事が多いということ。
少しでも心配事がある人は、解決策を求めてそれを読みますよね。
1分1秒でも長く惹きつけるように作られているので、関心の強い内容に偏りがちです。
そして、情報の信憑性を確認してほしいです。
- 誰が書いたのか
- いつの情報
などチェックしていますか?
有名なインフルエンサーであっても医学的根拠に乏しい情報かもしれませんし、例え病院の先生監修の記事だったとしても古いかもしれません。
私はこれを意識するようになってから振り回されることが少なくなりました。
対処法2.スマホを見ない時間を決める
おすすめは、そもそもスマートフォンを見ない時間を作ってしまうこと。
思い切ってSNSアプリを消したり、ブックマークを消してしまいましょう。
どうしても消せないものは通知をオフ。
とはいえ、授乳中や寝かし付け中の手持ち無沙汰な時間が多いママは、なんとなくスマホを触ってしまうなんてことも多いですよね。
「見ない!」と心に決めてもなかなか難しいもの。
気軽にアクセスできないように、意識に入れないようにするのがコツです。
対処法3.検索するときのルールを決める
当然、赤ちゃんが嘔吐してしまったりうんちの色が違う…など調べたい時もありますよね。
そのために、検索のルールを決めます。
- 10分間で調べられることだけインプットする
- 対処法だけわかったら他のページに飛ばない
- スマホを使わずパソコンで調べる
長く調べたからといって、求める記事に辿り着くことってほとんどありません。
必要以上に調べすぎないように付き合い方を考え直してみると、振り回されることが減りますよ。
対処法4.いちばんは「自分を信じること」
答えはネットの中にはありません。
赤ちゃんの一番そばにいて、一番わかっているのはママです。
自分以上に大切な存在ができたことで今まで以上に不安になるものですが、振り回されず、ゆったりした心を持って欲しいと思います。
時間をかけて得た情報も、目の前の赤ちゃんに合うかどうかわかりません。
「これでいい」にたどり着く方法はネットではないのです。
最後に
対処法を書いてきましたが、私がうまく付き合えるようになったのは3歳くらいの頃でした。
毎日必死で余裕もないし、世間との関わりがが少ないので視野も狭くて。
夫のアドバイスも素直に聞き入れられないこともありました。
振り返って思うのは、心配しすぎなくても大丈夫だったなということです。
不安な気持ちを膨らませて病院に行って診察してもらっても、大体は大したことはなく様子を見ましょう、なんてことが多かったです。
あの頃の自分も、今一生懸命育児をされているママの気持ちを否定するつもりはありません。
初めての出産・育児なのだから、知識がなくて当然ですもんね。
ただ、自分が辛くなってしまうのなら、解決方法をネットに求めないことを頭に置いておいてもらえると嬉しいです。
困ったことや「あれ?」と思うことがあったら、ひとりで悩まずに専門家に相談してみるといいですよ。NOALONには国家資格を保有した専門家が多数在籍していて、
心理分野・看護分野・福祉分野・保育分野など様々な悩み相談に対応しています。
不安な気持ちを先生に話すだけでも心が楽になります。
もやもやを吹き飛ばして、ママと赤ちゃんのための時間を増やしてくださいね。
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