「初めての育児で不安がいっぱいのあなたへ」
心と体の声に耳を傾けるヒント
待望の赤ちゃんとの生活は、想像以上に心身への負担が大きいですよね。慣れない育児に追われ、母親なのにうまくできない自分を責めてしまうことはありませんか?
しかし、自信が持てないのは当たり前なんです。
この記事では、産後のママが抱える悩みや不安の原因、そして気持ちが楽になる方法についてご紹介します。
>育児に疲れた悩みを相談できるカウンセラーはこちらはじめに:自信が持てないのは当たり前
「母親になったんだから」と無理していませんか?
「私しかできる人がいない」と一生懸命踏ん張っていませんか?
ママだって1人の人間です。イライラしたり、泣きたくなったり、不安定になることがあっても当たり前。産前産後の身体の変化、初めて経験する赤ちゃんのお世話…ストレスフルな環境で自信が持てなくなるのは珍しいことではありません。
育児は完璧!と感じるママなんていません。
不安になるのは自然なことだから、まずは自分を受け入れてあげてください。
産前産後で感じるギャップ
産後ママを対象に、産前と産後にギャップがあったかという調査では「とてギャップがある」「ややギャップがある」と回答したママは合わせて50%。全くギャップがないと回答した方はわずか2%です。
こんなはずじゃなかった?産前産後の育児イメージギャップ
引用:https://www.aprica.jp/manabiya/c4/1/
例えば、夜泣きがひどくて睡眠不足が続いたり、授乳がうまくいかず悩んだり、赤ちゃんの泣き声が何を求めているのか分からず不安になったり…「こんなに大変だと思わなかった」という声は少なくありません。
先輩ママが近くにおらず、リアルな声を聞く機会が少ないとなおさらかもしれませんね。
産前にイメージしていた赤ちゃんとの生活と、実際の育児の大変さのギャップがストレスの原因になってしまうこともあるようです。
ママが大変さを感じるのはどんなこと?
退院と同時に赤ちゃんのお世話が始まります。
核家族化が進み、頼れる人が近くにいない、練習も十分にできていない新米ママでも赤ちゃんは待ってくれません。
それに加えて自分自身の身体のこと、家族のこと…たくさんのトラブルや心配事を抱えることになります。
例えば、
- 授乳飲みムラ、吐き戻し、肌荒れ、体重が増えない
- 寝不足、産後の痛みが回復しない、疲れやすい
- 肩こり、腰痛、手首の痛み
- 上の子との関わり方
- サポートしてくれる人がいない
- 夫との関わり方
など。
特に初めての出産・育児はわからないことばかり。
想定外だったことが一度に起きたら、教えてくれる人がいなかったら、不安になるのも当然ですよね。
不安が大きくなるのは理由があります
理由1.ホルモンバランスの変化によって不安定になる心と身体
出産後は女性ホルモンが不安定になります。出産で負担のかかった身体がもとに戻るまで、6〜8週間ほどかかると言われています。ただし個人差があるので、人によっては半年以上続いたという人も。
ホルモンバランスの乱れは自律神経に影響を与え、情緒のコントロールが難しくなってしまうのです。産後のトラブルは、ほとんどがホルモンバランスの変化で起きています。
理由2.育児へのプレッシャー
初めての子育ての場合、赤ちゃんのお世話の仕方や育児に関する知識・経験不足から不安を感じることがあります。
それに加えて母親という目線で周囲から見られることや、家族の期待に応えなければならない、赤ちゃんを守れるのは自分だけ!といった想いから、必要以上にプレッシャーやストレスを感じやすくなります。
些細なことに敏感になって精神的に疲れてしまうのです。
理由3.睡眠不足
産後のママの多くが経験する「寝不足」の悩み。
出産によるダメージや疲労が回復する間もなく、24時間体制での育児が始まります。
寝不足が続くと身体的な疲労を感じるだけでなく、集中力が低下したり、イライラしたり、不安感が強くなるといった症状にもつながります。
だからと言ってゆっくり時間が取れない、という状況に苦労している方も多いのではないでしょうか。
理由4.社会的孤立
育児に専念すると、友人や家族との交流が減り、孤独感を感じやすくなります。
慣れない育児に追われ外出しにくくなったり、周囲との話題が合わなくなったりして、孤立感を深めてしまうこともあります。最近では仕事をしている時の自分と比較してしまうことも多いようです。
さらに、周囲の理解が得られず、孤立感を深めてしまうケースもあります。
例えば、「家にばかりいるのは楽でいいよね」など、育児の大変さを理解してもらえないような言葉をかけられると、孤独感と同時に、社会から取り残されているような気持ちになってしまうこともあります。
NOALONでは、臨床心理士などのカウンセラーに オンライン で悩みを相談することができます。
ママの心を軽くするヒント
産後の不安は、多くのママが経験するもの。ホルモンバランスの変化や睡眠不足など様々な要因が影響し、心身ともに大きな負担がかかります。
ホルモンの影響や睡眠環境はすぐに変えられないのが悩みどころです。
しかし、どうにもできないからといって、何もできないわけではありません。
ヒントを3つご紹介します。
ヒント1.心と身体の本音に耳を傾ける
普段の自分との違いや、「私は疲れているな」と認識するところから始めてみましょう。
「赤ちゃんが泣いているのに起き上がれない」
「家族のちょっとした言葉に反応してしまう」
「疲れているのに眠れない」
「どうして私は上手に子育てできないんだろうと落ち込む」
「趣味や好きなことに興味がわかない」
もしも、こんなふうに感じたことがあったらSOSサインかもしれません。
SOSのサインは人によって様々ですが、おや?という違和感を大切にしてくださいね。
ヒント2.完璧を手放す
あれもこれもと抱えがちなママこそ、思い切って手放してみましょう。
理想のママ、完璧な育児を目指してしまうといくら時間があっても足りません。
ルンバにお掃除を任せたり、ネットスーパーを使ったり、ベビーフードを取り入れたり。
「〜しなければ、〜するべき」をやめて、本当に必要かどうかで判断します。
ママの休息時間が作れるならどんどん手放し、使えるものはどんどん取り入れましょうね。
ヒント3.感情を吐き出す
気持ちがいっぱいいっぱいになっている時は、とにかく外に出すこと。気持ちの整理ができます。
毎日同じことを繰り返して、気分転換もできない。夫は帰宅が遅くて、近くに話す相手もいない。
そんな時は、紙に書き出すことから始めましょう。余裕があれば、支援センターに行く、地域ボランティアを利用してみてもいいですね。
調べてみると頼れるところは色々あります。
1人で頑張りすぎないことが大切です。
自信が持てなくても不安でいっぱいでも大丈夫!あなたは一人じゃない
こんなに不安になっているのは私だけ?と悩むママはたくさんいます。
決してあなただけではありません。恥ずかしいことでもありません。
赤ちゃんが小さいうちは外に出るのもむずかしく、誰かに頼れないことも多いです。
不安な気持ちでいっぱいで行き詰まってしまったら、NOALONへご相談ください。
・授乳について相談したい、赤ちゃんのお世話に悩みがある、産後のからだの不調が気になる
・経済的な悩みがある、どんな子育て支援サービスがあるか知りたい
・乳幼児のお世話に悩みがある、上の子の接し方に悩んでいる
産後のママのこころを軽くするお手伝いをします。
SOSのサインは疲れすぎていると自分で気付けないこともあります。
ただ話を聞いてほしい、こんなこと相談しても良いのかな、といったことでもお気軽にご相談くださいね。
不安になりがちな夜も、赤ちゃんが寝てくれる隙間時間でも、24時間対応しています。
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