「色別ガイド」
赤ちゃんのうんち。黄色・緑色・赤色は大丈夫?
赤ちゃんのうんちは、健康状態を知る大切なサインです。色や形が変わると、「これって大丈夫?」と不安になるママも多いのではないでしょうか。
この記事では、赤ちゃんのうんちを色別に分けて解説し、どんなポイントに注意すべきか、病院を受診した方が良い場合のサインもご紹介します。
育児中のママにとって安心材料となる情報をお届けしますので、ぜひ参考にしてくださいね。
>育児に関する悩みを相談できるカウンセラーはこちら赤ちゃんのうんちの色で健康がわかる?基本を知ろう
生まれたばかりの赤ちゃんはまだ言葉で不調を伝えられないため、日々の観察が大事です。
その中でも「うんちの色」や「状態」は、赤ちゃんの消化器官や体調を教えてくれる一番の手がかりです。
例えば、黄色い元気なうんちは健康的な消化が行われている証拠。
一方、赤や黒などの異常な色は、消化器官のトラブルや病気の可能性があるかもしれません。
このように、色や状態を知ることで、早期に問題を発見できることもあります。
また、赤ちゃんのうんちは、母乳やミルク、離乳食などの食事内容や成長段階によって変化することも覚えておきましょう。
特に生後数ヶ月間は頻繁にうんちの色や状態が変わるため、ママは心配になりますよね。
でも、基本的な知識を持っていれば、必要以上に不安にならず、適切に対処できるようになります。
赤ちゃんのうんちに健康状態が反映されると聞くと、毎回しっかり観察しなければならないと思うかもしれませんが、忙しい日々の中でも、ポイントだけ押さえることで無理なくケアすることができますよ。
赤ちゃんのうんちの色ごとに注意すべき点や、異常のサインについて詳しく解説していきます。
うんちの色ごとの解説と注意点
赤ちゃんのうんちの色は、その時の健康状態や成長過程を反映しています。
ここでは、代表的な色ごとの特徴や注意点を解説します。
1. 黄色うんち
母乳やミルクを飲んでいる赤ちゃんのうんちは黄色になります。この色は、消化が順調であるサイン。母乳育児の赤ちゃんでは「マスタード色」、ミルク育児の赤ちゃんでは「少し明るめの黄色」になることが多いです。これらは健康な赤ちゃんの典型的なうんちの色です。
2. 緑色うんち
緑色は一見不安を感じるかもしれませんが、実はよくある現象です。腸内でうんちが酸化すると、黄色から緑色に変化します。また、母乳育児の場合は、母乳中の乳糖が腸内細菌の活性化を促し、緑色になりやすいです。赤ちゃんが元気で機嫌が良ければ心配する必要はありません。
3. 白っぽいうんち
灰白色やクリーム色のうんちは注意が必要です。胆汁がうんちに混ざらない状態であり、肝臓や胆道に問題がある可能性があります。この色が続く場合は、早急に小児科を受診しましょう。
4. 赤いうんち
赤い色が混ざっている場合は、食べたものが原因のこともありますが、血が混じっている場合は腸のトラブルの可能性があります。特に、苺ジャムのような赤いうんちは、腸重積症などの緊急性の高い症状である場合も。早めの受診が必要です。
5. 黒いうんち
黒いうんちは、胃や腸の奥の方での出血が原因の場合があります。血液が胃液と混ざることで黒っぽくなるため、この色が見られたらすぐに医師の診察を受けましょう。
NOALONでは、臨床心理士などのカウンセラーに オンライン で悩みを相談することができます。
受診が必要な赤ちゃんからのサイン
赤ちゃんのうんちは、日々変化するものですが、異常が見られた場合には迅速な対応が必要です。特に次のような症状がある場合は、小児科を受診してください。
1. 元気がない
普段と違って赤ちゃんが元気をなくし、ぐったりしている場合は要注意です。うんちの異常だけでなく、全身状態に変化が見られる場合は、何らかの疾患が隠れている可能性もあります。
2. 発熱を伴う
発熱とうんちの異常が同時に見られる場合、感染症や腸の炎症の可能性があります。これらは放置すると症状が悪化することもあるため、早めの受診を心がけましょう。
3. 半日以上水分が取れない
授乳や水分補給が難しい場合、脱水症状を引き起こす可能性があります。特に嘔吐や下痢を伴う場合は、体内の水分が急激に失われやすいため、注意が必要です。
4. 嘔吐や下痢が続く
一度や二度の嘔吐や下痢はよくあることですが、これが長時間続く場合、腸の疾患や食中毒が原因の可能性があります。緊急性が高い場合もあるので、早めに医師に相談してください。
5. 異常な色のうんち
赤や黒、灰白色のうんちは、内臓の病気や消化器官のトラブルのサインであることがあります。特に赤や黒は、消化器官内での出血の可能性があるため、放置せずに受診しましょう。
赤ちゃんの健康を守るためには、日々の観察が大切です。気になる症状があれば写真に記録しておくと、医師の診察時に役立ちます。特に緊急性のある症状が見られる場合は、早急に医療機関を受診してください。
赤ちゃんの健康を守るための育児ポイント
赤ちゃんのうんちを観察することは、 健康状態を知る上で非常に重要です。また、日々の観察を続けることで、赤ちゃんの体調やリズムが少しずつ見えてきます。 不調にも早めに気づけるようになるため、育児の負担が軽くなることもあります。
しかし、忙しい毎日の中で、うんちの観察や記録は負担ですし「ちゃんとできているのかな」「何か見落としていないかな」と不安になることもありますよね。
そんな時は、少しの工夫を取り入れることで気持ちに余裕を持たせることができます。
例えば、うんちの色や状態、頻度をスマホのメモ機能や育児アプリで簡単に記録したり、気になる時は写真を撮っておくと便利です。これらの記録は、医師の診察時に役立ちますよ。
また、赤ちゃんの健康を守るためにママが過度に無理をする必要はありません。
それでも「相談する人がいない」「一人で抱え込んでいて辛い」と感じる時には、オンラインカウンセリングを活用してみてはいかがでしょうか。
同じような悩みを持つママたちが気軽に利用し、専門家に話を聞いてもらっています。
NOALONは、育児中の悩みを気軽に相談できるオンラインカウンセリングサービスです。
NOALONには国家資格を保有した専門家が多数在籍していますので、
心理分野・看護分野・福祉分野・保育分野など様々な悩み相談にも対応しています。
赤ちゃんの健康を守るためには、まずママ自身が心身ともに健康でいることが大切です。無理をせず、必要な時にはプロの力を借りてみましょう。
育児の悩みやストレスは、一人で抱え込む必要はありません。
少しでも安心できる毎日を手に入れてくださいね。
>育児に関する悩みを相談できるカウンセラーはこちら